こどものとも0.1.2. おきて おきて


こどものとも0.1.2. 2022年2月号

おきて おきて

福知伸夫 さく



言葉と絵が合っているから


こどもが言葉を獲得するには、状況や気持ちと言葉がピッタリと合っていることが必須条件です。こどもは、そのとき発せられた言葉が状況を説明していたり、気持ちを表していることを感じ取るのです。

まずは、自分だけでゆっくり読んでみてください。二度、三度と繰り返すうちに、語る言葉が子ブタたちの動きとピッタリ合ってきます。そうしたら、次はこどもに読んでやります。こどもは、あなたの声で読まれる言葉を聞いて、あなたが感じたようにピッタリ合っていることを感じ取ります。


2匹の子ブタが起きて遊ぶ「ぶひぶひ」「ぶきゃぶきゃ」「ぶひぶひ」「ぶきゃぶきゃ」の場面では、読んでもらっているこどももはしゃぎまわることでしょう。やがてその場面だけでなく、眠るところ、起きたところも真似するようになります。


読み方アイデア

『おきて おきて』と同じように、こどもがしていることを言葉にします。「ねむる ねむる ○○ちゃんがねむる」「○○ちゃんが おーきた」「あるく あるく ○○ちゃんがあるく」「○○ちゃんが こーろんだ」「たった たった ○○ちゃんがたった」「○○ちゃんが すーわった」等、いろいろやってみてください。それらを写真にして絵本のように楽しんでみましょう。



202202育児支援手引き
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藤田春義(ふじたはるよし)
1954年秋田県生まれ。むかわ町にて保育の仕事を6年余り経験し、その後、札幌第一こどものとも社に勤務。1996年に絵本とおもちゃの専門店「ろばのこ」を立ち上げ、育児教室を開催してきた。北翔大学短期大学部非常勤講師。札幌国際大学非常勤講師。

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