育ちは凸凹(でこぼこ)〜感覚統合ってなぁに?〜 第1回 

「感覚統合」と出会ってすごく気持ちが盛り上がっています


皆さん、初めまして!僕は株式会社アネビー(※1)で、園庭や室内の環境提案・設計をしている小野寺聡太と申します。夜な夜な、「こどもにとっていい環境ってなんだ?」「それってどうやったらつくれるんだろう?」と頭を悩まし、苦悩のあまり涙で枕をぬらしています。そんな僕も二児の父でして、息子たちに積み木やけん玉、独楽などを自慢げに見せびらかせていますが、彼らには半笑いで「すごいすごい」と軽く受け流される、そんな日々を楽しんでいます。


突然ですが、皆さんは「感覚統合」という言葉を聞いたことがありますか?僕は、感覚統合という脳の機能を説明する理論と出会い、これが「こどもにとっていい環境とは何か?」を理解するために、とっても役に立つものなんじゃなかろうかと考えています。


「感覚統合」について説明する前に、まずは「発達」とは何か?を考えてみることにします。人間の「発達」に必要な要素はたくさんあると言われています。文部科学省のウェブサイトで、乳幼児期におけるこどもの発達において、重視すべき課題を5つ挙げているのを見つけました(※2)。


  1. 愛着の形成

  2. 人に対する基本的信頼感の獲得

  3. 基本的な生活習慣の形成

  4. 十分な自己の発揮と他者の受容による自己肯定感の獲得

  5. 道徳性や社会性の芽生えとなる遊びなどを通じた子ども同士の体験活動の充実


この文言には全く解説がないのですが、小難しいので僕なりに言い換えると、「たくさんの仲間と遊びまくって、ごはんをモリモリ食べよう!お腹がいっぱいになったらまた遊んで、仲間に褒めまくられて、仲間を褒めまくって気持ちよく眠ろう!」ってことだと解釈しました。もっとシンプルにすると、「とにかく遊ぼう!」ってことだと思うんです(全然違ったらすみません)。


この5つの課題は、文部科学省が打ち出している発達に必要な要素の一例ですが、これ以外のいろいろな文献を読んでみても、こどもたちは遊びを通して、さまざまな能力を獲得し、育っていくということは間違いなさそうです。


この「発達と遊びの密接な関係」については、次回!要素分解し具体的な行動と結びつけて、わかりやすく説明してみようと思います。「今回で説明しないんかーい!」という声はグッとしまってくださいね。毎回文字情報だけでなく、まとめは視覚化していこうと思います。今回の傑作はこちらをどうぞ。




※1 子ども達の発達段階に合わせた身のこなしが習得できる。そして今あるさまざまな課題を解決へ導くことができる。そんな遊び環境を考え、子育て文化を創造する会社です。https://www.aneby.co.jp/

※2 初等中等教育局児童生徒課.”子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題”.文部科学省.https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/053/gaiyou/attach/1286156.htm(参照)


 

小野寺聡太(おのでらそうた)
バンド活動中心の生活を続けながら、ライブハウスに就職し企画制作、映像編集、プロデュースのようなことを10年続ける。現在、株式会社アネビーにて、環境に合わせた遊具の設計と提案を繰り返し、こどもたちの遊び創りを研究中。日本感覚統合学会会員(新人)。2児の父。

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